← HOME

岐阜県の柳ヶ瀬商店街内にオープンしたPIZZA & COFFEE SHOPの設計事例。
店内でピザを食べれるだけでなくテイクアウト利用も可能なため、入口(商店街に面した)側にピザの販売スペース、奥にカフェ利用の飲食スペースのゾーニングプランとしている。

ピザの販売スペースは、入口側にお店の特徴と言える直径50cmのピザをディスプレイするショーケースとオーブンを配置することで、商品のディスプレイと調理している様子など、お店のアクティビティが商店街の通りから見える設計とした。また改装前の店舗では、自動ドアが設置されており開口部が狭い状態であったため、それらを撤去し入口ラインを店舗側へセットバックすることで、気候が良い時期には、建具を開け放ち店舗と商店街との間に人が滞在できるオープンスペースとして利用できるように設えた。

店舗内部の構成として、ピザの販売スペース部分は、天井や壁などを解体し既存の躯体を表し、集光アクリルの照明カバーやライン照明、壁面のシルバー塗装など素材や要素を使用。一方、飲食スペースでは、基本的に以前使われていた店舗のカウンターや天井の要素を再利用している。販売スペースと飲食スペースでは、対比的な仕上げの表現を行いつつも、カウンターや客席のテーブルに素材間の強い大理石を使い部分的に要素を合わせたり、スペースを跨るようにコンクリート平板を床面に敷き詰めるなどの操作を行い、2つの異なるスペースが繋がっていくような設計を目指した。

YEAR
2023
CATEGORY
SHOP / INTERIOR
LOCATION
GIFU
AREA
100㎡
DESIGN
FOLT
← HOME